販売管理でOCR
日々集まってくる注文伝票、売上伝票などを素早くデータ化!
ピッキング作業や請求業務などにスムーズにつなげ、入力担当者の負荷を大幅軽減。
確認作業に重点が置けるので正確な情報伝達が実現できます。

一般的な販売管理用の伝票として、注文伝票・売上伝票・入金伝票、在庫管理では発注伝票・出荷伝票・仕入伝票・生産伝票・支払伝票・棚卸伝票などがあります。
書式レイアウトは自由な設計ができますので、毎日分でも1週間分まとめ記入できる伝票でも、自由自在に対応可能です。さまざまなご要望に合った伝票をご提供いたします。

スキャナ入力とFAX入力
◎ スキャナ入力
 伝票の原票が集まる場合には、多数の伝票を連続して取込める、ADF(自動紙送り機構)つきのイメージスキャナを使います。
 毎分10枚くらい読み取るものから 毎分100枚以上の高速読取が可能な製品まで、 業務ボリュームにあった製品を低価格で選択できます。

※スキャナ機能を持った複合機も、読取装置として活用することができます。
 (スキャナ機能がオプションになっている機種もありますので、ご確認ください)


◎ FAX入力
 FAXで伝票が届く場合には、FAX-OCR入力を行います。
 いちいち紙に出力せずにFAX画像ファイルそのものをOCR処理するものです。
 FAXの受信はパソコンのFAXソフトで受信する方法と、複合機のFAX機能で受信し、接続されているパソコンに画像ファイルを排出し、OCR変換する方法があります。
※紙への印刷出力を選択することもできます。

販売管理アプリケーションへのデータ渡し方法
 商奉行・蔵奉行(OBC商蔵奉行専用FAXオンラインNewOne)・商魂・商管など、各種販売管理ソフトへのデータ入力にご利用いただけます。
 また、オリジナル開発された 販売管理システムには、外部データ取込機能を使用する入力方法と、データベースに直接書き込んでしまう方法の二つがあります。

スーパーコレクト機能(修正画面)
 OCRはかなり性能が良くなったとは言え、100%の認識技術ではありません。
 OCRのミスや、記入者のミスを即座に見つけてお知らせし、適切かつ簡単に訂正できる仕組みが、スーパーコレクト機能です。

1.見やすい
伝票のイメージと認識した結果を一枚ずつ同期させて画面表示します。同一画面ですべて確認でき、ページ送りもスムーズです。

2.ミスがわかりやすい
プログラムがいくつかの観点からOCR認識結果をチェックし ミスがある場合その箇所を警告カラーとコメントでお知らせします。 ミスのある伝票を常に先頭にして表示するため、大量の伝票の中からミス伝票を探す手間もありません。

3.必要な情報が提供される
スーパーコレクトの画面上には、販売管理アプリケーションで使われている各種マスター類が同時に表示されます。 得意先・商品・仕入先といったマスターがタブ分けされて表示されているため、販売管理システムを立ち上げて マスター照会したり、 プリントしたマスターリストを手元に置く必要がありません。
マスターデータの件数が多いときには、検索機能を取り付けることもできます。

4.修正が簡単
修正すべき内容がわかったら、マスターリストから対象をクリックするだけで修正が可能です。 長いコードの打ち間違いといったダブルミスの防止にもなります。もちろん、キーボードからの訂正も可能です。

5.日常的な中断にも対応
注文内容をお客様に確認しなければ入力できない伝票の場合は「伝票保留ボタン」で一枚分だけ後回しにすることもできます。 大量の伝票の処理中に急用が入った場合は「処理中断ボタン」で、修正内容をそのまま保持しておくこともできます。

6.受渡しデータファイルの自動生成
データミスがすべて取り除かれると、販売管理アプリケーション用のデータファイルを生成します。
※アプリケーション側の受け入れレイアウトに合致した形式に並べ替えたり、補助情報を付け加えて整形したファイルです。
一般的にはCSVファイル(拡張子が.csv)やテキストファイル(拡張子が.txt)と言われます。

7.更なるご要望にもこたえられる柔軟性
販売管理用のデータファイルの他に、経理処理や顧客管理用のデータファイルを同時に生成することが可能です。 受注データから仕入データを生成したり、販売管理アプリケーションにピッキング機能が無くても、 OCRの入力データから 作業者向けのピッキングリストを作り出すこともできます。


オンデマンドフォーミング印刷機能
 お客様に渡す注文書は、品目が掲載されている箇所に数量だけを記入する書式が喜ばれます。
 オンデマンドフォーミング機能を使うと、OCR用の伝票に商品マスター上の商品を自由に選択して掲載できます。
 掲載したパターンは登録されますので、いつでも呼び出して、部分入替えしたり必要な部数を印刷することが可能になります。
 従来の書式印刷はある程度の量を業者に頼んで作るために、時間と費用がかかる上、 急な変更には対応できませんでしたが、 オンデマンド フォーミングなら外部コストを掛けずに社内で簡単に商品掲載された「注文書」を企画でき、プリンタで必要なだけ印刷できます。